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団体紹介

Image by Miguel Ángel Hernández
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AVACIの構成

AVACIは、オーディオビジュアル作品の創作者である脚本家及び監督の権利の代表と管理を行う団体及び国際的連合体からなる連合体です。

AVACIは、オーディオビジュアル作品の著作権保護の取り組みを全世界的に拡大する必要性に呼応して、設立されることになりました。オーディオビジュアル作品の著作権は、創作者に生涯に渡り帰属するものであり、譲渡不能かつ放棄不能な権利です。

それでも、信じがたいほど、オーディオビジュアル作品の作者への報酬の権利を保証する法律も存在されない上、彼らを保護する集中管理事業団体も存在されない国もある。

AVACI・-国際オーディオビジュアル創作者連合会はアフリカ、アジア太平洋、ユーラシア、ヨーロッパ及びラテンアメリカの5つの大陸アライアンスで結成されていて、各アライアンスは各地域のオーディオビジュアル作品創作者及び集中管理団体で構成されている。


AVACIには、現在、5つの国際的連合体が加盟しています。しかし、特定の地域が、その国々には有益であり、他の地域の国々には有害であるような規制でもって影響を及ぼし、規則を押し付けることはないよう保証するのが、AVACIの組織としての方針です。各国・地域にはそれぞれ特有の慣行や慣習があります。当然のことながら、文化的、社会的、政治的多様性は尊重されなくてはなりません。特定の大陸や地域が、他の国々や地域の主権に関わる規則を制定し、規制することは、あってはなりません。

我々は、対話とコンセンサスにより、オーディオビジュアル作品の創作者の権利を保護するための一つのグローバルな主張を形成することを目指しています。

我々はまた、創作者間の非営利的な互助により、各地の著作権団体の設立を促進し、創作者の権利を保護することや、また、現代のニーズに呼応して、著作権保護活動をグローバル規模に拡大することを目指しています。
 

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世界中のオーディオビジ作品の創作者にとり、非営利の全世界的な連合体の設立は、歴史的出来事です。前述の通り、世界には、オーディオビジュアル作品の創作者である監督及び脚本家の著作権団体が未だ存在しない国々があります。AVACIは、そのような国々における監督及び脚本家の著作権団体の設立を促進するための協力と支援を、主な目的としています。


団体の主な目的は世界の全ての創作者の利益を促進し、オーディオビジュアル創作者が所属する国に関係なく、作品の使用に対して公正な報酬を保証すること。

オーディオビジュアル創作者を擁護することは各国の文化を擁護することであり、人間として結び付け、その考え方や生き方を表す。


デジタル新技術により、音声・映像コンテンツの公開のあり方は、急激に変化しました。世界的に実に多様なコンテンツが作成されるようになり、世界同時公開が可能になりました。大量の音声・映像コンテンツが公開され、市場の分散化というより健全な方向性へのシフトを引き起こしました。しかし、これらのコンテンツの著作権は、脚本家や監督に帰属するものです。

著作権保護に関する法的枠組みとしては、ベルヌ条約などの国際条約や、大量の国内法がありますが、それにも関わらず、脚本家や監督の著作権は尊重されていません。報酬の支払や報酬請求権についてはなおさらです。

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